白血球除去療法３

白血球除去療法の２クール目が始まった。


今は２クール目の３回目だから、通算で８回目が終了したところ。



大分、体調がよくなってきている。






白血球除去療法（もしくは顆粒除去療法）では、
潰瘍性大腸炎またはクローン病患者の約５０～７０パーセントが体調の改善を実感できるらしい。


ということは残り３０パーセントくらいの人には効果がみられないということでもある。


そしてプレドニン接種量が多いと、効果がでない可能性がもう少し高まる…とのことだったので、
ひとまずは安心した。ちゃんと効果が出ているという点で






具体的には痛みがかなり引いた。（全部ではない






以前は何をするにしても痛みが伴っていた。


消化管が腫れあがって血が出ている状態だったので、空気が出入りするだけですでに痛い。
食べ物や消化物が通るともっと痛い…


消化管が悪いと腰や背中の筋肉も痛くなる。

お腹痛いときって腰のあたりも痛くなる人も多いのでは。






でまあある程度の痛みくらいなら我慢できるところなのだが、
出血している内蔵をぐりぐり物が通るというのはとても我慢できるものじゃないというか
冷や汗が出る痛みといいますか…　外傷とはまた違ったものがあるので生理的な苦しさがあるのだよ。


なので電車に乗るのも一苦労。途中で冷や汗が出てくると大変だし、
調子悪くなったらどうしよう？？　っていう不安もある。


何をするにしても生活に不自由があった。のだがそれがかなり改善されました。


痛くないよ！




たま～に　ウ～ってなることがあるくらい。
常時痛みに付きまとわれていたころと比べると頻度は相当減った。



なので今はあまり生活に不自由が出なくなった。ある程度の遠出もできるように。






痛みは引いたが、体力が大分低下しているので、今は体力付けをちょっとがんばっている（無理のないように）。
寝ていることが多かったので足腰も弱っている。そこも少しずつ鍛えなおしているところです。


以前は痛みを我慢しながら体を鍛えていたので、今はかなり快適に運動できますよ。







それと、聞いた話なのだけど、
白血球除去療法（顆粒球除去療法）は何度も受けられるみたい。


一応、ネットなどでは５回×２クールで終了となっているみたいだけど、

１０回終了時から数カ月経っている場合、もう２クール受けらる…らしい。
実際に昨年１０回やって、今年またやりますっていう人に話を聞いたのだから本当でしょう。





なのでもし効果が出なかったり、また悪くなったとしても、再度受けることができると考えれば
少し安心できるのではないでしょうか。





もし潰瘍性大腸炎やクローン病で悩んでいる方がおられたら、
どんどんやるべきです。
試す価値はおおいにあるし、失敗してもまたやればいい。
保険も全面的に適用されます。
悩むよりさっさと試した方がよいでしょう。という感想。






ただ太い針を毎回両腕にぶっさすので痛いのは確か。
しかしそれだけの価値はあると思います。





痛みなしで運動できて、
トレーニング後にも負担が残らないのでとても過ごしやすくなりました。





大学の方は先生に事情を話したら融通してくれました。なのでひとまずは安心です。
じっくり体力つけて復帰するお！